中札内は、帯広から南へ30分ほどのところにある街。ここの道の駅や六花亭が運営する美術館などが人気のある観光スポットになっています。そんな街の住宅地の片隅に4人家族が住む家があります。奥さまが描かれた平面と立面のイメージを大切にしながら、カーポートと物置を建物の一部として計画することで、一体感のある住宅になりました。ログハウスに憧れていたご主人でしたが、断熱気密性を考慮して在来工法の家を選ばれました。そんなご主人の為に内壁は杉のJパネルを使用し木の良さを生かし、構造面材と仕上の両方の機能を持たせました。壁にjパネルを使用したため、断熱はフェノールフォームを使用した外張断熱となっています。そのほか、床下暖房方式やパッシブ換気なども取り入れています。奥さまが望まれた赤い屋根の家。居間には、ご主人がJパネルで作ったテーブルが置かれています。どこか暖かい雰囲気の可愛らしい家になりました。