郊外の新興住宅地。西側に高校のグランド、そして南側には公園がある恵まれた敷地に建つ住宅です。公園側には大きな開口部を設けて開き、西側の高校のグランド側には大きな針葉樹があるので、その並木を望めるように高窓を設け通行人の目線より高い位置で開いています。屋根は、寄棟の組み合わせ。北側と西側は、落雪を考慮しスノーストッパー葺になっています。屋根の破風をなくし、外壁を白色で統一することでシャープ感を出しています。内部は仕切壁を少なくしてオープンな空間とし、居間の吹抜空間が室内をより開放的な雰囲気にしてくれます。シンプルでありながら気持ちの良い家を造りました。